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18. クニャクニャ 帰ってきた親父。「ゆうじ、ギター貸してみろ」恐る恐る手渡すと、なんとギ ターを弾き始めるではないか!しかも、なんとも楽しそうに。僕の背骨はクニ ャクニャになっちゃったよ。親父もギターが好きだったんだ。 親父は楽器が好きでね。三味線、尺八、オルガン、オコーディオン…いろんな 楽器を質屋から買っては、入れの繰り返し。その結果、今でも大事に親父の手 元にあるのはバイオリン一台。だから息子には、多くの人が楽しむギターより、 ややインテリな楽器のバイオリンを弾かせたいと思ったんだろな、きっと。 ちなみに、僕の始めてのギターは、4300円だった。(今でも、大事にとっ てあるよ)母ちゃんの愛の形だもんね。 寝ても覚めてもギター三昧。どんどんのめりこんでいったよ。本で学び、テレ ビで学び、毎日、毎日練習したよ。そして幅を広げようとフラメンコの世界も 覗き始めた。ウクレレのように弾き語りの楽しさも知り始めた。ポロンポロン と、作詞作曲の真似事も始めた。歌の大好きな姉ちゃんの伴奏役が、随分役に 立った。曲は毎日のように生まれてきたよ。人前で発表?とんでもないよ。日 記みたいな歌、自分だけの歌だったから。こっそり自分だけで歌っていたんだ。 夢はギタリスト。クラッシックのギタリスト。
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